2012年03月15日

安定の面白さ「よつばと!11」あずまきよひこ著

またまたご無沙汰してしまいました。最近というかもうだいぶノンフィクション系読書日記を謳っているのに、マンガやアニメやゲームといったものばかり紹介してしまって申し訳ないことになっていますが、実は今回紹介するのも漫画です。もちろん相変わらず積ん読本の山がまだまだあるし、まだ増えているのですが最近はどうしても手軽な漫画などに偏ってしまいますね。ですが、それもよろしくお願いいたします。

さて最初は昨年年末に読んだ「よつばと!」の11巻です。毎年年末のお楽しみとなってしまった作品ですが、今回も安定した面白さで期待を裏切りませんね。今回はお蕎麦屋さんの老夫婦が登場していますが、この方たちもレギュラーに加わるのでしょうか、意外によつばと!には高齢者キャラが少ないですから、レギュラー化したら新たな展開が期待できるかもですね。

それと今回はくまのお人形のジュラルミン回でしたね。通りがかりのワンちゃんにいたずらされたジュラルミンが壊れてしまうお話を通して、よつばのジュラルミンへの想いというか、よつばにとっての友だちへの想いみたいなものもよつばが落ち込んだり泣いたりする姿で伝わってきますね。11巻のラストシーンで治ったジュラルミンを抱えて飛び上がって喜ぶよつばをみると、読者はあたかも自分の子や孫や妹が喜んでいるような気持ちにかられてホロッとしてしまうかもしれませんね。良かったです。

最後にネット掲示板で拾ったよつばと!6巻に関する面白い話をひとつ。

よつばとファンでは常識だが何故よつばとが素晴らしいかのエピソードをマジレスで教えてやる

それはよつばがトラと初めて出会う場面だ。トラと出会う前、よつばは公園で拾ったボールを持っていたそれを仲良くなったトラにプレゼントをする。だがトラは性格が無愛想だ。「きたねーボール…」と呟いただけだった

その後、時間は数巻ほど流れトラが車に積んである自転車を下ろしてよつばに見せる話が出てくるその時、トラの車の中にはあの汚いボールが飾ってあるんだよ。でもその事をトラは触れないしよつばも気づかない周囲の人間もそのボールに触れないでトラの自転車自慢が続いていく。

普通のマンガなら気持ち悪い感動エピソードを展開したり誰かがそのボールに気づいてトラの優しさに物思いにふけったりする演出をする。でもよつばとではボールをただの風景の一部として扱うそうすればテンプレ化したあのオタク文化から開放されると同時に、トラの優しさを感じる事が出来るのはそのボールに気づいた読者だけという事になる

つまりよつばとの面白さってのは読者の観察力次第で変わるって事だ。馬鹿にはこの面白さが分からない、それがよつばとだ
何故よつばとが素晴らしいかのエピソードをマジレスで教えてやる


よつばと! 11 (電撃コミックス)
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あずま きよひこ

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